まかない君 2巻 |
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漫画 漫画の感想 |
まかない君 2巻
西川魯助/白泉社
アニマルの連載を打ち切られたかと思っていたら、新刊が出てて驚いた。
料理漫画のようになってるけど、この漫画はカテゴリーで言うと完全にエロ漫画だと思う。
同居するいとこの女の子が食べるところの口許の意図的な描写とか、それを見ている主人公のいやらしい視線がすごい。食べてるところなんかそこらへんのエロ漫画よりいかがわしい。
特に主人区の浩平はおとなしくて真面目で優しいように描かれているのに、なにか特殊な性癖というか、抑制された異常な(猟奇的な、とさえ思った)なにかを隠しているような感じが、連載開始から一貫して感じられて、一体これはなんだろうかと思っていた。
まあここらへんは魯助だから分かってやっているんだとは思うけど、料理という健全なものと性癖ものを堂々と同居させるというのは、一般紙ではほとんどアウトに近いんじゃないかと思う。
そういった意味で打ち切られたんだなと思っていたし、webで連載してるというのもなんだか納得できたりするのだった。
もしかしたら今までは「中途半端なエロ」と言われていたその作風を、ある意味究極まで高めてきたと言えるんじゃないかと思う。
だから今回も、どういった姿勢で読んだらいいかわからないといういつもの感じに当惑しながら、読み進めていったのだった。なんか料理の作り方とか本格的だしさ。
それで、帯にはあの服部幸應先生の推薦文が載っているんだけど、ほんとに大丈夫? ちゃんと読んだ? と言いたくなってしまうのだった。
投稿者 kbcfb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)